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起業するならこのまちで|南三陸町編

新型コロナウイルスの影響が長引くなか、今の働き方や生き方に疑問を持ち「何かを変えたい」と考える方も多いと言われています。

なかには、地方での起業といった、大きな変化に関心を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし地方で起業すると言っても、どこでするのがいいのか悩むことはありませんか?せっかく地方で起業=チャレンジするのなら、地域選びはとても大切になると思います。

そこでみやぎ創業ガイドでは、「チャレンジしやすい地域」を、次の2点の特徴を持つ場所とし、この2点が充実している2地域を紹介します。

チャレンジしやすい地域とは…

① 共にチャレンジする仲間と繋がれる場所

② チャレンジを受け入れる環境が整っている場所

今回取り上げるのは、南三陸町。

宮城県北東部に位置する人口約13,000人の町で、山・里・海が川でつながれている自然豊かな地域です。

共にチャレンジする仲間と繋がれる場所

多くの人にとって新たな挑戦となる起業。自身が起業を考える地域で、すでに起業した方や起業を目指す方がいることは、とても心強いことでしょう。地域の起業をめぐる状況が分かったり、情報を共有することができたりすると思います。

南三陸町にはたくさんの起業家がいますが、その中から3名の先輩起業家をピックアップしてご紹介します。

【南三陸町の先輩起業家】

佐々木 道彦さん / 南三陸ワイナリー株式会社

佐々木道彦さん

東日本大震災後、仙台市に移住した佐々木さん。2019年に南三陸地域おこし協力隊に着任し、南三陸ワイナリー株式会社を設立しています。南三陸町の耕作放棄地でぶどう栽培、町内でワイン醸造、地域食材と合わせた町内外へのワイン販売を通して6次産業化を推進することで、復興および地域産業の活性化に貢献することを目指しています。

中村 未来さん / でんでんむしカンパニー

中村未来さん

復興応援隊制度を活用し、大阪から南三陸町にやってきた中村さん。1年間の滞在予定でしたが、この町のことが大好きになり、町を未来へ続けていくために自身ができることを取り組み始めたいと思い、移住起業を決意。現在、藍の畑づくりや古民家の修復を行っています。

井原 健児さん / Oct-VIN369(オクトヴァン)

井原健児さん

2018年、南三陸町に地域おこし協力隊として移住してきた井原さん。2020年10月にタコ焼きとワインの店「Oct-VIN369」をオープンさせました。美味しいは楽しい!をモットーに、町の方々の新しい止まり木となりますように、という願いを込めて営業しています。

このような多くの起業家とのネットワークを持つのが、南三陸町で起業支援を行う会社・株式会社ESCCAです。チャレンジする仲間と繋がるには、このようなハブの役割を果たせる存在が手助けとなるでしょう。

チャレンジを受け入れる環境が整っている場所

南三陸町が「チャレンジを受け入れる環境が整っている」と言えるのは、地域に根差している支援者の方がいるから、そして資源やアイデアが豊富な地域であるからです。

(1)地域に根差している支援者の存在

このように、眠っている資源やアイデア=魅力を見つけることは、移住してきた方が急に出来ることではありません。そこでカギとなるのが、地域の事情に詳しい支援者の存在ではないでしょうか。

株式会社ESCCA代表の山内さんは、南三陸町で起業したいという方の相談に乗るほか、相談に来られた起業家の方を地元の方に紹介したり、一緒にディスカッションできるようにしたりしているとのこと。


株式会社ESCCA代表・山内亮太さんが語る、自身が起業家を支援する際に大事にしていることや、南三陸町の環境についてはこちらの記事から!

https://www.miyagi-sogyo.jp/posts/supporter_yamauchiryota

みやぎの創業支援者インタビュー


ESCCAさんのような、地方で起業したい方と地元の方々を結びつけることができる支援者がいることで、南三陸町はチャレンジを受け入れる環境が整った場所となっています。

(2)資源やアイデアが豊富な地域

ではなぜ資源やアイデアが豊富な地域だと、チャレンジ=起業を受け入れる環境が整っていると言えるのでしょうか。

株式会社ESCCA代表・山内亮太さんが言うには、この地域には眠っている資源やアイデアがたくさんあるとのこと。しかし、それらをうまく活用したり、事業化したりするには人手が足りていない現状があります。そんなときに、眠っていた魅力を地元の方と一緒に引き出せるような起業家は、地域に受け入れられるのではないか、とのことです。

前述の、南三陸ワイナリー株式会社・佐々木さんも、町の眠っていた資源を活用した起業家の一人です。南三陸町では、東日本大震災をきっかけに秋保ワイナリーからブドウの苗木を寄贈されたのですが、なったブドウを活用できる方がいなかったそうです。起業家が地域に入ることで、ブドウという資源を活用できるようになった例と言えるでしょう。

南三陸町入谷の童子山葡萄畑

(南三陸町入谷の童子山葡萄畑)

起業家として、資源を新たな方法で活用したり、アイデアを具現化したり出来るという意味で、南三陸町のように資源やアイデアが豊富な地域は、チャレンジしやすい場所だと考えます。

おわりに

チャレンジしている仲間が数多くいらっしゃるうえ、チャレンジを受け入れる環境が整っている場所である南三陸町。

起業する地の候補として考えてみてはいかがでしょうか?

本記事では南三陸町の起業する場所としての魅力をお届けしましたが、宮城のその他の地域に関しても知りたい場合は、みやぎ創業ガイドにお問い合わせください。皆さんのチャレンジに合うような地域を一緒にお探しします!

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